糸島郷土料理「そうめんちり」
冷凍そうめんちり
福岡県糸島の郷土料理「そうめんちり」を研究・復興する弥冨農園の弥冨明子です!
「そうめんちり」は、親鶏をじっくり水炊きにし、醤油ベースの甘辛いスープを作って、季節の野菜などを入れた「ちり」を作り、「素麺」と一緒にいただく料理で、昔から盆や正月、地域行事など人が集まる時のご馳走として、「何かあったらそうめんちり」と言われるほど、親しまれた糸島郷土の味です。しかし、そのルーツは不明確で、文献資料も少なく、味付けや食材は家庭や地区によって異なります。100年先にこの文化を伝えるためには、その歴史や特徴を詳しく探ることが必要だと感じ、糸島の食文化を愛する仲間5名で「糸島郷土料理研究会」を立ち上げ、文献等の研究、地元の方を対象にした聞き込み調査、アンケート調査(700名以上)を実施しました。そんな中で、「久しぶりに食べたいけれど、食べられるお店もないし、作るのにも一苦労。」「1人暮らしなので、手軽に食べられるようにしてほしい」との声に答えるべく、今回1人前ずつ小分けした、簡単に調理ができる「冷凍そうめんちり」の開発に挑戦しました!
弥冨農園の葉ねぎとともに、昔ながらの天然醸造「北伊醤油」の添加物不使用の醤油や糸島産小麦100%の「まるいとそうめん」を取り入れています。多くの方に懐かしい郷土の味を届けていきたいと考えています!






